書見台のススメ

あなたは普段勉強するときにどんな道具を使っていますか?

今回はおすすめの勉強グッズである「書見台」をご紹介します。

  • 書見台とは
  • 書見台を使うメリット
  • おすすめの書見台の選び方

書見台とは

「書見台」と聞いてピンとこない方もいらっしゃるかと思いますので、まずは書見台がどんなものかと言うことをご説明いたします。

ざっくり説明すると、傾斜のついた台で書籍等を乗せることで読みやすくしたり書き込みしやすくなるようなものです。

大きく分けて2種類あり、下の通りです。

①読書特化型のもの:傾斜が大きく目線に近い形まで書籍を建てられるもの

②学習特化型のもの:傾斜は少なく平面より少し角度がついている程度もの

材質は、木材・金属・プラスチックなど様々です。

書見台を使うメリット

さて、そんな書見台ですが、勉強時においてどんなメリットがあるのかをご紹介したいと思います。

結論、体と目の疲労軽減に非常に効果的です。

実は人間の頭の重さは4〜6kgあると言われており、首を支点として体全体で支えています。

物理的に考えて体の真上に頭があれば支えるエネルギーが最低限に抑えられているはずです。

しかし学習時、平坦な机に視線を向けるとどうしても頭が前傾することになります。

そうして体の真上のポジションから頭がズレることで実際の重さの何倍もの重さが首にかかることになります。

その重さは最大で30kg弱と言われています。

当然首や肩、つながる体全体に負担がいくことは明白でしょう。

また、実際に受験生の皆さんは肩こり首こりに悩まされている方も多いのではないでしょうか。

書見台を使い目線の高さにテキストやノートを近づけることで前傾姿勢を防止し、頭の重さから首や体を開放することができるようになるのです。

体の不調がなくなれば当然机に向かえる時間も増えますし、万全の体調で効率的な学習ができるようになります。

受験生にとって体の不調や余計な痛みに気をとられて脳や体のリソースを割いている暇などはないのです。

おすすめの書見台の選び方

最後におすすめの書見台の選び方をご案内いたします。

まず材質は「木」がおすすめです。理由としては触れたときに冷たくない、適度なやわらかさがあるという特性があるからです。金属製だと触るたびにヒヤッとしたり静電気のリスクもありますので、集中力を削ぐ要因になりかねません。またプラ製ですと耐久性に不安と静電気リスクがあります。

ちなみに木製書見台を選ぶときの注意点としては、ささくれができないように丁寧に磨きコーティングがしてあるものがおすすめです。

木のとげが手に刺さると、とるために時間がかかりますし痛いですからね、、、

また机に置いたときにガタガタしないものがおすすめです。実は先にあげたプラ製金属製の書見台は机に乗せたときにガタガタするものが多いです。(理由はよくわからないのですが、2つの材質は1枚の板を曲げたような作りになっており、木だと発生するパーツ感のあそびが0だから机と書見台の足が干渉するのではないかと思っています。もちろんあそびが多すぎるとそれはそれでガタガタするのでNGです。)

注意すべき点の最後は、書籍を支える下のバーが手に当たらないものを選ぶことです。

読書専用の書見台ならこれは問題にならないのですが、筆記用の書見台ですと必然的に手を台の上に乗せることになります。

そのときにバーの出っ張りが大きいと手に干渉して集中力を損ねたり、物理的に痛くなってしまうことがあります。

書見台の上のノートは手やペンを乗せてある程度勝手に支えることになりますので、バーは本当に薄いもので十分な用途を満たすでしょう。

最後になりますが、私は書見台を使い始めて本当に体の負担が楽になりました。

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